サイト売買(サイトM&A)のメリット
サイト売買(サイトM&A)とは、企業や個人が持っているウェブサイトそのもの(構成、内容、その他)を売買することです。
すでに構築されたサイトを買うことで、買う側は収益性、アクセス数(ページビュー数、ユニークユーザー数)、SEOが有効に働いていること、などを買うことができ、時間と労力が節約できます。
サイト売買の、特に「売る側」のメリットは、資金を調達できることです。
会社やサイトの運営難、会社の経営方針の変更などから、サイトを閉鎖するという選択もありますが、せっかく構築してきたサイト・コンテンツがあるのですから、それを「売る」という選択肢も、視野に入れると良いでしょう。
不況ですので、手広く事業を行っていた会社も、特に収益性の高い事業を優先的に残していく、という方針を採らざるを得なくなっています。
その場合には、ただサイトを閉鎖し、事業から消極的に退却するのではなく「転んでもタダでは起きない」という勢いをもって、サイトを売り払って退却するというのも一案ですね。
既存のサイトを買い受けることのメリットは、時間と労力の節約です。
「起業しよう」「新規事業へ参入しよう」というときには、多くの方が「時間がない」「広告宣伝がいきわたらない」という壁にぶつかるものです。
しかしサイト売買によって、サイト構築の手間、育成の時間、それにかける人材・労力など、様々なものを節約することができます。
また、集客効果のほどが既にわかっているサイトを買い受けることができるので、自社のニーズに合わせて、「高くても集客効果の高いサイトを買いたい」「安くていいのでコンテンツが充実しているサイトを買いたい」といったことを、選ぶことができます。
サイト売買(サイトM&A)のリスク
サイト売買(サイトM&A)は、新しい分野のビジネスですので、それにつきもののリスクはあります。
サイト売買特有のリスクというよりも、ネットビジネスにありがちなトラブルが、サイト売買にもある、と言えます。
「思っていたものと違うサイトが売られてきた」というトラブルは、残念ながらネットビジネスやオークションにはつきものとなります。
「高お金を払って、すごい期待をしていたのに、つまらないサイトを売りつけられた」「サイトを売ったのに、お金を払ってもらえなかった」というトラブルは、どうしても起こります。
また、服や靴などを買うのと違って、サイト売買の後には「育てる」という作業がついてきます。
売る側と買う側の「育てる」ことへの認識の違いや、育てる意欲の有無などによって、サイト売買そのものに満足がいくか、つまらないものを買ったという認識となるか、違ってきてしまいます。
後のトラブルを防ぐために、サイト売買の仲介業者を利用する方法もあります。
ただ残念ながらサイト売買仲介業者の中にも、様々な業者が存在するのは事実です。
サイト売買には、当事者間の問題だけではなく、法的な問題も絡んできます。
契約時に競業避止規定を設けたり、譲渡物の確定を盛り込んだりと法的な知識が必要な場合もあります。
特に企業間でのサイト売買には、後の営業行為への影響も考えて、法的に有効な契約書を交わす必要があるでしょう。
そのようなノウハウに特化した、優れたサイト売買仲介業者もありますので、リスク回避のためにも、利用を検討するとよいかもしれませんね。
サイト売買(サイトM&A)業者の選び方
サイト売買(サイトM&A)業者は、大きく二種類にわけられ「業者のスタッフが売買交渉を仲介」するタイプと、「売りたい人、買いたい人のマッチングをするのみ」のタイプがあります。
サイト売買業者の中には、残念ながら「関わらないほうがいい」業者もありますので、ご注意ください。
サイト売買だけではなく、もっと広く言えることですが、安心な業者選びの第一歩は「実際に利用した経験のある人に、直接、業者のよしあしを教えてもらう」「利用者が『あそこは安心だよ』という業者を選ぶ」ということです。
ネット上の口コミサイトなどが、人気が高いのも、そのような意味があってのことでしょう。
ただ、サイト売買の分野は「既に利用した経験のある人」を身近に見つけるのが困難というケースも多いですね。
サイト売買業だけで収益を上げている業者というのは、実は少ないのです。
「他の分野で成功したという実績があり、その信頼や知名度によって、サイト売買業でも成功する」という業者が多いのです。
業者選びの際には「もともと何をやっていた会社か? ネットビジネスのノウハウがあるか? コンプライアンス面での問題はないか?」ということをチェックするのも、一つの方法です。
また、サイト売買会社が良質のサービスを提供し、法的にも問題なくサイト売買が成立した場合でも、サイトを「育てる」という点がうまくいかないと、集客力は落ちます。
「育てる」つもりがなければ、どんな高価なサイトを購入しても、やがて廃れていくということを、心しておきましょう。